施工事例2025年5月(千葉県松戸市)

松戸市 屋根外壁塗装 施工前

千葉県松戸市新松戸のリフォーム会社Link’sでの施工事例をご紹介いたします。
今回は、千葉県松戸市の屋根外壁塗装工事、屋根棟板金交換工事、軒天井部分張替え工事をご紹介いたします。

目次

施工前

今回のお客様は屋根の棟板金が特に気になるとのことで早速現地調査の方させていただきました。

施工前写真はこちらになります。

外観

屋根棟板金はビスが抜けている箇所が多数あり、中の貫板が見えている箇所もありました。中の貫板も劣化している状態でしたので、このままでは雨水が侵入し雨漏れの恐れもあるため、既存の貫板、棟板金を撤去し、貫板と棟板金の新設工事をご提案いたしました。

屋根全体も旧塗膜が劣化し苔が生えている状態でしたので、屋根塗装工事とタスペーサー(縁切り処理)をご提案いたしました。縁切り処理とは、屋根塗装後に、屋根材の重なり部分が塗料で塞がれてしまうのを防ぎ、雨水の排水経路を確保するために、塗膜を切断して隙間作る作業になります。特にスレート瓦(カラーベストやコロニアル)の屋根で重要視されます。

外壁はモルタル壁になります。前回の塗装から15年以上とのことで、塗膜の劣化や亀裂が見られました。

軒天上と破風板の一部が劣化している状態なので、部分張替え工事をご提案いたしました。

施工中

・養生

足場設置工事、高圧洗浄後は養生をしていきます。塗装工事をする際は、養生をしてから塗装作業に入ります。養生の主な役割は塗料の飛散防止、塗らなくてよい部分まで塗らないようにするためです。ビニールシートやマスキングテープなどで保護します。養生を行うことで、仕上がりも綺麗になり、飛散などで近隣にご迷惑をおかけしないようにします。

・軒天井一部張替え工事

既存の劣化している部分の軒天上と破風板の張り替え工事しました。この後、塗装の方もしていきます。

・棟板金交換工事

既存貫板、棟板金撤去

貫板新設

棟板金新設

屋根の棟板金交換工事とは、屋根の棟部分に設置されている板金を新しいものに交換する工事です。板金が劣化している状態では、中の貫板も劣化していることが多いので、同時に交換するケースが多いです。この工事は、経年劣化による錆や浮き、雨漏れの原因となる劣化部分を修理することで、屋根の耐久性を向上させ、雨漏りを防ぐことになります。
また、近年多くの住宅に使用される板金といえばガルバリウム鋼板です。その一昔前はトタンが主流でしたが、トタンより腐食しにくく、耐用年数も20年~30年と長いのが特徴です。さらに、ガルバリウム鋼板より耐久性が高いSGL(エスジーエル)鋼板があります。費用はガルバリウム鋼板より高価ですが、ガルバリウム鋼板の3倍以上の耐食性があります。

・屋根塗装工事
屋根の塗料は、日本ペイント ファインパーフェクトベスト 2液弱溶剤のラジカル制御形の塗料になります。強じんな塗膜で高耐候性の屋根塗料です。色はお客様から既存色に近いものとあったのでブラックで塗装しました。また、棟板金交換で新設した板金も塗装します。

下塗り 日本ペイント ベストシーラー

タスペーサー(縁切り処理)

タスペーサーとは、屋根塗装の際に屋根材の隙間に挟み込む道具のことです。隙間を開けることで屋根の換気、排水ができ、屋根の内部に水が溜まって雨漏りが発生することを防ぎます。

屋根中塗り 日本ペイント ファインパーフェクトベスト

屋根上塗り 日本ペイント ファインパーフェクトベスト

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