外壁塗装は相見積もりが必須!正しい比較方法を紹介

外壁塗装の見積もり金額が業者によって大きく異なり、「どれが正しいのか分からない…」と感じたことはありませんか?外壁塗装は工程や塗料の質によって金額が変動しやすいため、相見積もりは必ず行うべき工程です。この記事では、相見積もりを取るべき理由、比較で見るべきポイント、注意すべき見積書の特徴まで、初心者でも失敗しない方法をわかりやすく解説します。
株式会社リンクスは、千葉県松戸市を中心に外壁塗装を行っています。プロの目線から現在の家の状況を調査し、それぞれに合わせた相見積もりを提示することが可能です。外壁塗装を検討している方は、お気軽にご相談ください。
外壁塗装で相見積もりが必要な理由

外壁塗装を業者に依頼する際に、相見積もりをするべき理由は2つあります。
- 業者ごとに費用差が大きい
- 適正価格が分かりやすくなる
それぞれについて、詳しく紹介します。
業者ごとに費用差が大きい
外壁塗装は、同じ家・同条件でも業者によって20〜50万円以上差が出ることが珍しくありません。これは、職人の技術、下地処理の方法、塗料の仕入れ値、作業人数など、さまざまな要素が関係しているためです。
1社のみの見積もりでは金額の妥当性が判断できず、相場より高くても気づけません。相見積もりを取ることで、費用の平均ラインが分かり、価格だけでなく施工内容や工程の違いも明確になります。適正価格と信頼できる業者を選ぶために、相見積もりは欠かせません。
株式会社リンクスでは、施工内容についてお客様が納得するまで丁寧に説明しています。見積もりの内容も詳細に記載しているので、他社との比較がしやすくなっています。
適正価格が分かりやすくなる
相見積もりの最大のメリットは、価格の基準が明確になることです。外壁塗装には明確な相場がなく、業者それぞれの見積もり方法や利益率によって金額が上下します。しかし複数社の見積もりを比較すると、費用・塗料・工程の平均値が浮き彫りになり、「この工事は本来いくらが妥当なのか」を正しく判断できるようになります。
見積書を見比べることで、工程の有無や塗料のグレードも把握しやすくなり、結果として“内容に対する適正価格”が理解できます。
外壁塗装の見積もりで起きやすい問題
外壁塗装の見積もりで起きやすい問題は2つあります。
- 工程の省略による価格差
- 塗料ランクの違いによる不透明な見積もり
それぞれについて詳しく説明します。
工程の省略による価格差
外壁塗装の費用に大きく影響するのが、工程の丁寧さです。通常は高圧洗浄、下地補修、下塗り、中塗り、上塗りという工程が必要ですが、悪質な業者はこれらの一部を省略することがあります。特に下塗りや下地補修は外壁の寿命を左右する重要工程ですが、見た目には分かりにくいため、省略してもすぐに気づかれません。
しかし、数年以内に剥がれや膨れが発生し、結果的に高額な再塗装が必要になるケースもあります。相見積もりを取れば、工程の説明が丁寧な業者を選びやすくなり、価格差の理由も理解しやすくなります。
塗料ランクの違いによる不透明な見積もり
外壁塗料にはさまざまなランクがあり、価格と耐久性に大きな差があります。しかし、悪質な業者は塗料名を曖昧にし、「高耐久塗料」「シリコン相当」など実態の分からない表記をすることがあります。
塗料名やメーカー名が書かれていない場合、本来より安価な塗料を使われる可能性もあります。相見積もりで複数社を比較すれば、使用塗料の違いを把握しやすく、品質を見極める力が身につきます。
相見積もりを取るときの基本ステップ

相見積もりを取る時は、次の3つを意識しましょう。
- 見積もりは最低3社
- 同条件で依頼する
- 現地調査の丁寧さで判断する
それぞれについて詳しく説明します。
見積もりは最低3社
外壁塗装の見積もりは2社だけでは不十分です。A社とB社で20万円差があっても、どちらが適正なのか判断できません。3社以上で比較すれば、価格の平均値がつかみやすくなり、各業者の特徴も明確になります。
また、説明の丁寧さや現地調査のレベルの差も比較しやすく、品質の高い業者を選ぶ確度が高まります。
同条件で依頼する
相見積もりで最も重要なのは、必ず同じ条件で依頼することです。塗料の種類やグレード、施工範囲、付帯部の有無などが違うと正しい比較ができません。
たとえばA社はシリコン塗料、B社はフッ素塗料で見積もっていると、価格差は当然ですが比較の意味がなくなってしまいます。同条件で依頼することで、業者の価格設定や工事内容の差分が正確に判断できます。
現地調査の丁寧さで判断する
相見積もりで業者の質を見抜く最もわかりやすいポイントが現地調査です。優良業者は外壁の状態、ひび割れ、苔・カビ、チョーキングなど細かな部分を時間をかけて確認し、写真を撮って丁寧に説明します。
一方、悪質な業者は10分程度で調査を終える場合があるため、正確な判断ができていない可能性が高いです。現地調査が丁寧な業者は、見積書の内容も正確で、施工の品質も安定している傾向があります。
見積もり比較で必ず確認すべきポイント
見積もりで比較する際は、次の項目を確認しましょう。
- 塗料名・グレード・耐久年数
- 工程内容と作業日数
- 保証内容の明確さ
また、次の記事では業者の比較ポイントについて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

塗料名・グレード・耐久年数
見積チェックで最も重要なのが「塗料名」と「耐久年数」です。シリコン塗料と無機塗料では価格も持ちも大きく異なるため、具体的な塗料名が記載されているかは必ず確認しましょう。また、主要メーカー(日本ペイント、エスケー化研など)の製品かどうかも品質の判断材料になります。塗料名が書かれていない見積書は信頼できません。
工程内容と作業日数
外壁塗装は最低3回塗りが基本であり、工程数や作業日数が極端に短い業者は手抜きの可能性があります。見積書に「工事一式」としか書かれていない場合は要注意です。工程が明確になっていれば、施工品質もある程度判断できます。
保証内容の明確さ
外壁塗装の保証は業者によって大きく異なります。優良業者は保証期間だけでなく、保証範囲や免責条件も明確に説明し、書面で保証書を発行します。
曖昧な説明しかできない業者は信頼度が低く、施工後のトラブルにつながる可能性があります。相見積もりの段階で保証の違いを比較しておくことで、施工後の安心感が大きく変わります。
注意すべき“危険な見積もり”
次の項目に当てはまる場合は、外壁塗装で失敗する可能性が高いため注意する必要があります。
- 見積もりが異常に安い
- 工程が「一式」でまとめられている
- 追加費用が曖昧になっている
それぞれについて詳しく説明します。
見積もりが異常に安い
相見積もりの中で極端に安い見積もりがある場合、必ず理由を確認する必要があります。外壁塗装の費用は塗料代・職人の人件費・足場代など一定のコストがかかるため、安すぎる金額は工程省略や粗悪塗料の使用を疑いましょう。
安さは魅力的ですが、長期的に見れば損をする可能性もあります。
工程が「一式」でまとめられている
「工事一式」としか書かれていない見積書は非常に危険です。工程内容や塗料名を記載しないままの見積もりは、後からトラブルにつながります。優良業者であれば、各工程の内容、使用塗料、作業日数を細かく記載してくれます。
追加費用が曖昧になっている
追加費用が不明瞭な業者は避けたほうが安全です。「下地補修は別途」「足場追加あり」といった曖昧な表記は、後から金額が膨らむ典型的な要因です。相見積もりで複数社を比較することで、追加費用の透明度や誠実さが見極めやすくなります。
相見積もり後の上手な交渉方法
外壁塗装では値引き交渉も可能ですが、「とにかく安くしてほしい」という伝え方はNGです。無理な値引きは工程の削減につながり、品質を下げてしまう恐れがあります。
正しい交渉方法は、「他社はこの塗料・この内容でこの価格だった」という“事実ベース”の相談です。優良業者なら適切に調整してくれることがあります。
まとめ
外壁塗装の口コミや評判は、業者選びで最も重要な判断材料です。しかし、単に「良い・悪い」で判断するのではなく、口コミの具体性・写真の有無・対応内容など“質”を確認することが大切です。さらに、口コミだけでなく、現地調査・見積書の透明性・保証内容などを総合的に見て判断することで、失敗を大幅に防げます。外壁塗装は高額な工事だからこそ、複数社の口コミ比較と丁寧な情報収集を行い、信頼できる業者を選びましょう。
株式会社リンクスは、千葉県松戸市を中心に外壁塗装を行っています。プロの目線から現在の家の状況を調査し、それぞれに合わせた相見積もりを提示することが可能です。外壁塗装を検討している方は、お気軽にご相談ください。
